始めにお断り
好き勝手を書いていますがこれはあくまでも私の個人的考え、
どうかあしからず
お洒落は教養から
人は誰でも生きていくのです、生まれたときから死ぬまでは、
どんな風に生きても、楽しかろうが辛かろうが、、、
地球規模で考えれば、数十億人、日本だけでも、一億二千万、
その内一億を切ると言われていますが、それにしても身内、家族、
友人知人、ありとあらゆる知り合い、 全部含めたとしても、貴方の
周り、大概は殆ど赤の他人です。
しかしその多くの他人達が貴方の生活、人生の全ての鍵を握って
いるのです。
ですから他人のことは関係ない、等と言うことは絶対にあり得ません。
見ず知らずの赤の他人こそが貴方にとっては重要な、人生の決定権
を握った人達なのです。
その赤の他人達と上手くやっていくことは、政治や経済、平和等
という国や社会、組織に取っての事は勿論、貴方個人にとっても、
友情恋愛、仕事学業、趣味、 ばかりでなく休息や睡眠と言った
生理的なことまで、人生、日常のレベルアップをさせるためには
不可欠なことなのです。
取り合えず出来るところから手を着けましょう。
お洒落の第一は、地域や社会、組織、グループ、等と言った他人
ばかりの集団の中で和を保ち、なを且つ、自分一人が群を抜いて
引き立つ為です。その為には、
社交的になりましょう、
初対面の人、年齢差のある人、とも親しく楽しく会話しましょう。
親近感を感じられるような、フレンドリーさと、礼節を忘れない
程度にフランクに、
一例を挙げれば小さな喫茶店や、飲み屋などに先生がいたら、
ヤバイと言って逃げ出さずに、堂々と”今日は”でも”ドーモ”
でもよいから挨拶して、横に座っちゃいましょう。
そしてお話をしながら飲み食いしましょう。
堂々と先生の横に座れないのは、何かわけが有るのでしょうか、
昨今はこんな学生が凄く増えたような気がします。年齢が離れて
いるという事は未知の事を、教わる機会も増えるのです。
先生の方だって若い学生から教わることは多いはずです。
今でも優秀な学生は大概、先生の隣に平気で座ってます。
ただし勘定は必ずワリカンで。
旅先などで地元の人や、旅行者の人、積極的に話しかけ、
友人を増やして下さい。馬が会う人を積極的に捜しましょう。
日本国内なら一人旅もお勧めです。
ナンパと思われることもありますが、それならそれで良い
じゃないですか。
出身も性別も職業も年齢も、場合によっては国籍まで、違う人
と親しく成れたり、恋が生まれたり、案外学生は学生同士、
で意気投合したりして,,,
関西や九州、北海道東北、カナダやイタリアだったり、世界中の
大学生が、 社会人が、皆友人になれ、未知の世界や、文化
に接し合うのです。
社交的な心は、広い視野を養い、家族中心の考え、一番大事
な者を、物を、変えるかも知れません。
社交的な心は、行動は、家族、血縁を中心に物事を考える、
血縁主義、縁故、ひいては民族主義、をうち破り、人種国籍
性別宗教、年齢境遇に係わりのない、真の価値観にもとずく
友情を育み、案外、世界の平和に寄与できるかもしれません。
独立心を持ちましょう、
大学生ともなれば大人の筈、何かをするとき、一々親元に電話して
決めるのは止めましょう。決めたことを報告すればいいのです。
親は大人だと思うから、都会に一人暮らしをさせているのです。
食事を作ったり、洗濯や掃除をしたり、は自分でするのです。
部屋代や学費、水道光熱費、最低限の交通費食費、それに学生
として、必要な最低限の小遣い等は親の負担になります。
親も大変ですが覚悟の上で一人暮らしさせているのですから、
あなたも期待に応えるよう努力しなければならないのです
バイトの薦め
しかしそれ以上にお金は欲しい物です。奨学金もよいのですが、
昔と違って今は借金ですから、必ずしもお勧めは出来ないのです。
ですからバイトをしましょう。たまには服を買ったり、デートをしたり
洒落たレストランでメシを食ったり、飲み会だったり、等々、大学生
にも付き合いや恋愛はあるのです。これらのことは自信の責任
ですから、せいぜいバイトに励んで下さい。
大学生の間に付き合いや、恋愛や部活やサークル、ともかく
積極的に人と関わった人の人生は、楽しく洒落た、そして
試練に負けない、打たれ強い物になるでしょう。
またどんなバイトでも長期に卒業までの間、無理なく学業と
両立させることは、稼いだお金以上に価値有る
体験になるのです。
学生時代に部活や一つのバイトを、うろうろしないで卒業まで
無理なくやり通す能力は、案外就職活動にも役に立つ事が
有ると考えています。見る人は見ているのです。
私はその事例をいくつか知っています。
ちなみに、お洒落心おう盛な人が、一番嫌うのが、独立心の
無い奴、ガキを自分の仲間にしたくないのです。
我慢する気持ちを持ちましょう、
東京には大抵何でもあります、欲しい物は何でもあります。
彼方は何でも手に入れられます、金さえ有れば、、、
金も借りられます、利息付きで、我慢の出来ない奴はやがて
親元に催促が行くか、首を吊るかのどちらかです。
ブランド物で輝いている人の中には、その内いなくなる人
も多いでしょう。
お洒落と見栄の区別が付かない奴のことです。
熱いからと言って裸に、寒いからと言ってだるまに、成るのは
やめましょう。いくら夏でも、レストランでお尻や臍なんか
見たくもないし、背中なんか出された日にはげんなりします。
セクハラです。
毛糸の帽子をかぶったまま、家の中でも脱がずに、メシ食う
ときもそのまま、年配の方などは、無礼と感じる人も多い
でしょう。
別にルールがあるわけではありませんが、室内で帽子を
かぶるのを不快に思う人は案外多いのです。
お洒落の三要素、社交心、独立心、抑制心(我慢)が出
そろいました
これらは大人になって初めて身に付く物です。お洒落は
大人がする事、逆に言えば年は若くとも、この三要素を
身に付けた人は、大人なのです。
これら三要素を身につけるために必要なのはなんと言っても
教養と言うことになります。
教養は文化の基本
教養というのは専門外の知識や能力、のこと、つまり今すぐ
生活の糧にはなりにくく、今すぐお金は稼げない才能なの
ですが、これがあると非常に知的だったり、上品だったり、
要するに素敵で周囲の皆から好かれるのです。
ですから専門と教養が旨く合体すれば、生活の助けになったり
お金を稼いだり、有名になったり、そんなことが絶対にないとは
言い切れないのですが、、、
それにしても今すぐは絶対役には立ちません
お洒落をするためには大人になることが必要で、
大人になるためには教養が必要で、
教養を身につけるには社交心と独立心と抑制(我慢)心
の三つが必要と言うことになります
ですから高校、中学生でも大人になっている人もいれば、
大学、社会人になっても子供のままと言う人も多いのです。
1970年代までは都会の高校生は、大概この社交、独立、
我慢、の三要素を、既に持ち合わせていました。教養は
学校を一歩出れば日々毎日がレッスンや自習みたいな物。
先生は同年代の女の子、それに友人達、女子は男の子が
先生、教科書は本と雑誌と映画、とレコード、それに喫茶店
やレストラン、、
悪ガキは飲み屋、バーまでも、、、
つまり年は若くとも、心(脳味噌のこと)は大人だったのです。
だから見ず知らずの奴ばかり、幼なじみなど一人もいない
大学で、上手く友人が出来たり、彼女が出来たり、殆どの奴
は楽しいキャンパスライフを送れたのです。
お洒落も友人や彼女を作るための手段ばかりでは無く、
自分を主張する目的の一つでした。音楽やスポーツ、
諸々の趣味、と同じ位置にいたのです。
ですからそのお洒落は当人の価値観の中にあり、決して
物まねや、流行の尻を追いかける、と言ったことでは
なかったのです。
高校生達は、また一部ませた中学生達は、自らをトレンドの
発信源と位置付け、大人としての価値観と自覚を持って、
行動していたのです。
まあ偉そうなことを言っても、外から見りゃバカやってるのは
今も昔も同じ様な物でしょうが、三島やスタインベックを
読んでやっているバカと、着ぐるみや漫画、見てやってるバカ
とでは、その中身に相当の
違いが有るのは当然でしょう。
つまりお洒落というのは感覚、センスの問題なのです。
脳味噌(心)の問題になるのです。
貴方が真面目に勉強している大学生だとして、垢抜けたお洒落
を楽しみたいのなら、鏡に向かって髪をとかす前に、学業以外の、
これが重要なのですが、学業とは全く係わりのない、読んでいる
と眠くなるような本や新聞を毎日少しずつ 読んで下さい。
知識の前に我慢を覚えられます。一週間続けてみましょう、
鏡に向かうと多分何とはなしに、口元辺りが引き締まっている
はずです。さらに一ヶ月続けて見れば、目元鼻筋、きりりと
引き締まっていると思います。
貴方が勉強など、殆どした事のない、大学生だとしたら、
面倒臭いでしょうが、少しだけ教科書や参考書、辞書などを
開いて下さい。貴方は多分眠たくなるでしょうが、我慢して勉強
して下さい。一日2時間ほどでよいですから。
一週間続ければ口元が、 一ヶ月続ければ目元口元、かなり
きりりとしてくるでしょう。
そして勉強する事に慣れたら、今度は眠いのを我慢して読書
です。感覚センスが磨かれることに気が付くはずです。
只ここで気を付けなければ行けないのは、読書をしていると
どうしても菓子やドリンク、飲み助ならアルコールや、つまみ
を普段より余計に食べてしまいます。これは駄目、
あくまでも日常と同じに食べて下さい。これが条件です。
読む本もなるべく未体験の物が良いのです。今まで興味を
持たなかった分野の本がベストです。本だけでなく苦手な
先輩や先生でも、避けずに近づいてみましょう。
何故そうかと言えば、脳味噌(心)の使わなかった部分を使う
からです。(心)脳味噌も当然体の一部ですが、ここの凄い
のは体の他の部分を全て支配しているからです。
手や足、胃や腸、心臓、etc、全て脳(心)の命令で、脳(心)
の都合で動いているのです。
脳(心)の変化が一番先に伝わるのが顔です。顔は脳味噌
(心)の入れ物ですから、、、
テレビなどでも、売り出したときはマセガキみたいで、お世辞
にも賢そうには見えず、自慢になるのはオッパイだけ、
みたいなアイドルも、1年も経つと結構きれいなコメンテー
ターや役者に成っています。同時にオッパイも見せなく
なるのです。
売り出した時に比べると明らかに大人になり、おねーちゃんが
お嬢さんに成っています。厳しい芸能界で荒波にもまれ
売り出すまでは使ったことの無かった脳味噌を賢明に
使った結果です。
つまりお洒落をして自己主張をしたければ、服や髪型に、
変な光り物なんかに気を使う前に、脳味噌を使え、脳味噌
の普段使わない部分を、使え、鍛えろ、
と言うことなのです。普段使わない脳(心)、そこが大人に
なるための燃料(教養)のタンク、引き出しなのです。
顔以外の体は運動で、スポーツで、これも教養なのです。
米澤徹